絵が浮き出る迷路が意外に難しい
絵が浮き出る迷路について調べた時期があった。
結局、手書きが一番きれいにできそうな気がして、自動生成には不向きな印象。
問題は、絵が出る迷路を本当に楽しむ人がいるのかってこと。
まず、プリント迷路の場合、一度、迷路をやって、ゴールした後、マジックなどで、再び、正解の道だけをなぞる必要がある。
その点、ネット上でやる絵が出る迷路の場合、正解路だけを塗りつぶしてくれるので、絵が出やすい。
それで、絵が浮き出るようにするにはどうすればいいのかってこと。
どこかの大学生か大学院生の真面目なレポートがネット上で公開されていた。
その人の方法によると、まず、適当なドット絵を描いた後、その絵の中に迷路を生成してしまう。(レポートの著者は専門用語で表現していたが、図の中に、道のばし法で迷路を作成するのと同じこと。)
この状態では、一筆書きになっていない。
この時、壁だと思って、右で手法で、歩き続けると、いずれ、元の位置の戻る。
その時、歩いた経路に線を引くと、その形は、最初の絵を少し大きくした感じになっている。
かなり、経路が長くなって、実用的ではないが、絵が出る迷路を自動的に作成するのは可能だということだ。
だが、絵を優先させて、無駄に長い正解路を作るのは、迷路の楽しさが半減するだけに思える。